本装置は、JIS法による「4‐アミノアンチピリン吸光光度法」によるフェノール測定法を全自動化したものです。 短時間で0.1mg/Lからの測定が可能で、工程管理用や手分析に代わる省力化測定の用途等に幅広く使用できます。また、蒸留仕様においては、試料中の共存成分による妨害の影響を回避でき、更に選択的な測定が可能です。
【標準仕様】
●測定方式:4-アミノアンチピリン吸光光度法(直接測定方式/蒸留測定方式)
●測定対象:試料中のフェノール類
●測定範囲:0~5.0mg/L(他のレンジも製作可能)
●繰返し性:±3.0%FS以内 (レンジ設定によっては3.0%以上になります)
●測定周期
・PNL-780:約15分/測定
・PNL-780D:1時間/測定
・スケジュール測定方式(連続測定/任意測定)
・外部スタートによる測定も可能
●印字内容:測定値、測定値バーグラフ、設定値、校正値、日報、電源断、各種警報/異常箇所個別マーク、印字等
●ディスプレイ:5.7インチバックライト付LCD表示器
●外形寸法
・PNL-780:600W×600D×1600Hmm
・PNL-780D:800W×600D×1600Hmm
※写真は、蒸留測定方式のPNL-780Dです。